知ってるようで知らない?ジップロック®の「使いやすさ」と「耐久性」の真実


「とりあえずジップロック®に入れておけば安心!」

そう思って、冷蔵から冷凍まで同じジップロック®を使っていませんか?

実は、ジップロック®には様々な種類があり、それぞれ使いやすさと耐久性に違いがあります。用途に合わないものを選んでしまうと、食材の鮮度が落ちてしまったり、袋が破れてしまったりすることもあります。

今回は、ジップロック®の種類ごとの特徴を解説し、あなたの食生活をより豊かにする賢い使い分け方をご紹介します。

1. 2つの開閉方法で使いやすさが変わる!

ジップロック®の使いやすさは、ジッパー(開け口)の構造によって大きく異なります。

① 指で閉じる「ジッパータイプ」

指でひとつひとつ押さえて閉めるタイプです。「パチパチ」と音がして、しっかり閉まった感触があります。

  • 密閉力:非常に高いのが特徴です。指でしっかりと密着させるため、液体やニオイの強い食材でも安心して保存できます。

  • メリット:密閉性が高いため、液漏れやニオイ漏れを防ぎたい場合に最適です。

  • デメリット:閉めるのに少し手間がかかります。

② スライダーで閉じる「イージージッパー®」

スライダーを横にスッと滑らせるだけで簡単に閉まるタイプです。

  • 密閉力:ジッパータイプに比べるとわずかに劣ることがありますが、それでも十分な密閉力があります。

  • メリット:開け閉めがとても簡単でスピーディー。頻繁に食材を出し入れする場合や、調理中に使う場合に便利です。

  • デメリット:ジッパーの溝に汚れが溜まりやすいことがあります。

どちらのタイプも一長一短ありますので、保存する食材や用途に合わせて選ぶのがおすすめです。


2. 袋の厚さが耐久性を決める!

ジップロック®の耐久性は、袋の素材と厚みで決まります。特に、冷凍保存には厚手のものが向いています。

  • 薄手のタイプ(ストックバッグなど)

    主に冷蔵や常温での保存、小物の整理に使われます。コストパフォーマンスに優れていますが、鋭利な食材を入れたり、強い衝撃を与えたりすると破れやすいことがあります。

  • 厚手のタイプ(フリーザーバッグ)

    冷凍保存に特化した厚手で丈夫な素材で作られています。冷凍庫の中で他の食材とぶつかっても破れにくく、低温下でも柔軟性を保ちます。また、厚みがあるため、食材を霜や乾燥から守り、冷凍焼けを防ぐ効果も期待できます。

賢い使い分けのポイント

  • 短期保存・小物整理:お菓子やパン、日用品の整理には、薄手のタイプでも十分です。

  • 冷凍保存・長期保存:肉や魚、作り置きの料理など、冷凍保存や長期保存をする場合は、厚手のフリーザーバッグを選びましょう。


3. 用途に合わせて選べる「ジップロック®」の多様性

ジップロック®には、袋状のバッグだけでなく、様々な用途に特化した商品があります。

  • コンテナー:丈夫なプラスチック製の保存容器です。重ねて収納でき、電子レンジでの加熱も可能です。

  • スクリューロック®:フタを回してしっかり閉めるタイプの容器です。汁物や粉ものなど、液漏れが心配な食材の保存に最適です。

ジップロック®は、単なる保存袋ではなく、あなたの食生活をサポートする心強い味方です。

それぞれの特徴を理解して上手に使い分けることで、食材のムダを減らし、もっと便利で快適な毎日を手に入れることができますよ。

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